こばまさ

コインロッカーの女のこばまさのレビュー・感想・評価

コインロッカーの女(2015年製作の映画)
3.6
長らくクリップ放置していた作品。
配信に全く来ないので、いい加減レンタルしました。
『女のコインロッカー』にタイトル変更できないかな…?
できない?
そりゃそうだ…


地下鉄のコインロッカーに捨てられていたイリョン(キム・ゴウン)は、チャイナタウンで闇金融と臓器売買を生業としている裏社会のボス“母”(キム・ヘス)に引き取られる。
成長したイリョンは、母の右腕として借金の取り立てを日々こなす中、ある債務者の息子ソッキョン(パク・ボゴム)と出会う。

いやー、コレは相当韓国度濃いめ。
絶対に有り得なさそうなのに、なんでここまでリアルに感じるのか。

キム・ヘスもキム・ゴウンも初めて見たんですが、2人とも凄すぎた。
演技が濃すぎる。

前半は、パク・ボゴムが癒し&清涼剤になって観やすいけど、後半は地獄しかなったね…。

イ・スンギョン、まあまあ濃いめ。
チョ・ヒョンチョル、だいぶ濃いめ。
オム・テグ、濃い以外の形容不可能。

なんだろう、たぶん温め過ぎて、こんなもんじゃないって気持ちが強かった。

演技だけに特化したら、全員アカデミー賞候補だよ。
ただ、ストーリーが安直過ぎたかな。

“貧しいのは罪ですか?”

偽造家族と、初めての恋。
究極の、愛の物語でした。
こばまさ

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