生まれて間もなく地下鉄のコインロッカーに捨てられた赤ちゃんはイリョンと名前を付けられ、仁川のチャイナタウンで闇金融を経営する通称『母さん』と呼ばれる女に育てられる。やがて成長したイリョンは似たような境遇のメンバーとも家族のように暮らし、母さんを手伝うようになる。
イリョンも最初は母さん譲りのかなり激しい取立てをしていたが、ある日、いつものように向かった先で出会った青年との交流で優しさというものに初めて触れ、イリョンの気持ちが揺らいでいくあたりから物語は一気に加速していきます。
出演者の演技が良かったです。特に母さんが怖すぎる!残酷な闇社会を生き抜いてきた貫禄に圧倒されました。お金を返済できなければ殺されるだけじゃないです。臓器と角膜も頂きます。(^-^)
すごく見ごたえのある映画でした。血生臭い残酷さと、複雑な家族の切ない愛の物語にもなっていて面白かった。そして韓国映画の武器と言えば包丁と金属バット。今回も大活躍です。(^-^)
バイオレンス映画としても力強い作品に仕上がってます。