miku

ヨーヨーのmikuのレビュー・感想・評価

ヨーヨー(1965年製作の映画)
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メランコリックなのに幸せに満ちているし、愛がそこにあるのに愛が不在。没落と再生。まるでサイレント映画のようにかつての栄光を描き、世界恐慌のあとにトーキーへと変わる。車での煙草の渡し方とか、お父さんがトランプで答えを教えてくれるのとか、ジェルソミーナとザンパノとか、愛おしい場面を挙げるとキリがないほど。でも、どんな映画だったんだか上手く言葉にできなくって、語彙力ゼロで楽しかったとか言ってしまう。そんな映画。楽しかった。
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