絶頂から失墜までが、サイレント⇨トーキーで表現されていて、流れを過度に強調するでもなく、淡々と描くわけでもなく、ほどよい温度感なので見ていて心地いい。
家族で巡業してる時にタバコを車外でピタゴラス…
大富豪の男が、かつての恋人と再会し彼女との間に息子がいると判明。
大恐慌により財産を失った男は彼女らと共に巡業の旅に出る。
成長し大道芸人として成功した息子は、やがて父の邸宅を買い戻そうとするという…
ピエール・エテックスの作品は、やはり最高だ。前半はサイレント映画、後半はトーキー。王道のコメディでもなければ、よくあるヒューマンドラマのような壮大な展開があるわけでもない。ただ、刻一刻と過ぎていく時…
>>続きを読む だまし絵のような画づくりで遊び心たっぷり。
サイレントの体裁をとって始まりトーキー、テレビへと形式が変わってゆく構成には映像史の見取図をさらりと描いてみせてくれるような趣がある。
チャップリン…
【古いモノクロが最新のモノクロへ】
1925年から60年代、戦前、戦中、戦後と時代に翻弄される男の人生讃歌☺️
牧歌的な笑いと、主旋律の繰り返しのバリエーション、そしてチャップリンを男前にした主…
グルーチョとカール、二人のマルクスの看板が並んでて笑った。ヒットラーはほぼチャップリンだし。この人はよく知らなかったが、特にサイレント映画風の前半が好み。ラストは寺山の『時代はサーカスの象に乗って』…
>>続きを読むYOYO 1965年 ピエール・エテックス監督作品 モノクロ 96分。1925年~1960年代まで。広大な邸宅で優雅に暮らす富豪(ピエール・エテックス)は別れた彼女を想う。ここまではサイレント映画。…
>>続きを読む無声映画からトーキー、そしてサーカスからテレビへ。
経済成長とともに変わりゆく中で手に入れたものと失ったもの、取り戻しにいくもの。
車でお散歩されるサモエド。
絵画の中から出てくるところから象に乗っ…
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