けんぱじ

ジャッキー ファーストレディ 最後の使命のけんぱじのレビュー・感想・評価

3.9
パレードのオープンカーに乗車中、頭を撃ち抜かれて暗殺されたジョン・F・ケネディ大統領。
この衝撃映像は今もなお、テレビ放送で流され続けるほど有名な出来事。
頭を撃ち抜かれ、オープンカーの後部に飛び散る肉片を掻き集めようとする妻ジャクリーンの姿も目に焼き付いてる。
その大統領夫人ジャッキーに焦点を当て、「彼女が史上最も有名なアメリカ大統領を〈伝説〉にした。」のコピーに観る気を誘われた。

そりゃもう、夫が自分の真横で撃ち殺されたわけですから気が動転するのは当たり前ですわ
それでも、妻として、母として、ファーストレディとして自分自身を奮い立たせるジャッキー
夫は若くして大統領となり、これから功績を積み重ねていったであろうと信じてやまない妻としての最後の意地、努め、愛やったんかなぁ〜
でも、エンディング近くで神父と話してた中で「1度目の銃声の時に怖気づいてしまって、体を張って夫を守ろうとしなかった」後悔のようなものがジャッキーの心の中で騒ついていることもあって、あのような壮大な葬儀にしようと考えたんちゃうかなぁ〜と感じた。
いくつもあるジョン・F・ケネディ語録のまた違う角度の物語でおもしろかった。
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