羽墨リョウ

ザ・ベビーシッターの羽墨リョウのレビュー・感想・評価

ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)
4.4
「もうベビーシッターはいらない」

ホーム・アローン風の…スプラッタコメディ!!

12歳のコールは頭はいいがいじめられっ子。だがベビーシッターのビーに初恋していた。
趣味も合い男勝りで大胆な彼女に惹かれるコールだが気になる事もあった。両親が出かけ自分も寝たあとの家で友人を呼んで何やらしているようなのだ。
上手く夜更し出来るようにし、様子を除く事に成功するが友人同士の遊びかと思ったらいきなりその一人にナイフを叩き込んだ!!コイツラは悪魔崇拝カルトで夜な夜なサバトを開いていたのだ!!
コールも生贄として血の供給源として選ばれただけ…ショックを受けるコールだが最悪なサバイバルに身を投じる!!

子供一人でサイコなカルト野郎共に家の中で追いかけ回され逃げまくる奴!!罠を仕掛ける余裕はあんまり無いので即興で全部やったりアホ共なので何となく面白可笑しく死んだりするのである。楽しい。

サマラ・ウィーヴィング演じるビーも好演。
気の良いお姉さんからイカれたカルト女の二面性をうまく演じ分けている。いい女優さんですよね。
一時は心を通わせた為に考えを読まれる駆け引きや教えてもらった知識で逃げようとしたりと繋がりを感じさせる描写が悲しい。

おねショタ作品としても見れる筈の良い作品であった。

「ネタバレだわ」
「放映済みだ!」
「でもひどい」