つるみん

マジカル・ガールのつるみんのレビュー・感想・評価

マジカル・ガール(2014年製作の映画)
3.5
『シークレット・ヴォイス』のカルロス・ベルムト監督による長編デビュー作。

白血病の少女が生きてる間にやり遂げたい事、欲しいものを出来るだけ叶えて、与えてあげようと奮闘する父親。しかしその想いはエスカレートしていき、とんでもない事態を招くことになる…。

基本的にこの監督の作る作品は、ワンテンポで暗く、扱う内容もシニカルなので、だいぶ好みが分かれる方だと思う。ちなみに僕は相性が合わない(笑)

ただ映画としての気持ち悪さは一級品で、あえてズラした嫌な間であったり、音楽であったり、わざと視覚的に見せなかったり…と工夫されている。

90万円のドレスに2万ユーロのハートのステッキは高いって…(笑)
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