『シークレット・ヴォイス』のカルロス・ベルムト監督による長編デビュー作。
白血病の少女が生きてる間にやり遂げたい事、欲しいものを出来るだけ叶えて、与えてあげようと奮闘する父親。しかしその想いはエスカレートしていき、とんでもない事態を招くことになる…。
基本的にこの監督の作る作品は、ワンテンポで暗く、扱う内容もシニカルなので、だいぶ好みが分かれる方だと思う。ちなみに僕は相性が合わない(笑)
ただ映画としての気持ち悪さは一級品で、あえてズラした嫌な間であったり、音楽であったり、わざと視覚的に見せなかったり…と工夫されている。
90万円のドレスに2万ユーロのハートのステッキは高いって…(笑)