あおいことり

海賊とよばれた男のあおいことりのネタバレレビュー・内容・結末

海賊とよばれた男(2016年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

持ち点1.0±
★演者 0.5
★演技 0.5
★感情 0.25
★評価 0.25

原作未読

国岡に前妻の遠縁が会いに来るシーン。雪は国岡を捨てていない、身を引いたのだと告げるけれど…。寂しい、子供が欲しいと強請っては多忙な国岡の邪魔になる。今は堪えていても国岡の邪魔にならない保証はない…家を出てそっと国岡の成功を祈る。
独りで頑張る必要はないですよ、もっと気持ちをぶつけましょ!と言ってあげたい。
雪役の綾瀬はるかちゃんが尊い。

この映画の国岡は前妻に冷たい。引退してから雪の本音を知ったなんて。一方的に出て行ったと言えど、誰かに様子を見てくるように指示する事も出来たのに。会社の人間と日本の復興のために仕事に明け暮れた姿は立派だけど…女は男に従って我慢するのが当たり前の時代だからって、うーん。
雪の本音を聞いて、愛されていた事を喜んで一瞬だけ思い馳せて終わり…。若い頃を回想するシーンの為だけなら不要かな。

昭和20年までに再婚してるので自分のスピリットを受け継いだ子供たちや支えた後妻さんをもっと描いても良かったような。
前妻さんを美しく描きすぎては申し訳ない気もするし。
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