石油元売会社の出光をモデルとし
戦前から戦後の混乱期を壮大に描く
一代で大企業の礎を築こうと思えば、多少手荒な事はしなければならない
非合法や法の網の目を掻い潜ったような
だから海賊と呼ばれていたと思う
今も昔もお上(軍部主導の国策会社 石油配給統制会社、略して石統)のする事は最悪な責任転嫁
軍部も暴走もあるが、欧米列強のアジアへの締めつけも太平洋戦争の発端のひとつだろう
どんな辛い仕事でも弾が飛んでくるわけでもなく、飯も食える
これは出征した人間にしかわからないんだろうなぁ
日章丸がイランに行ってくれたから我が国の今日(こんにち)がある
正直、百田尚樹の本は政治的思想と美化が過ぎると思うが気持ちが熱くなるのは確かである
現在の企業でこんなにがむしゃらに働いても見てくれてる人は少ないだろうな
何かを成し遂げる大きな仕事に携われて羨ましく思う