けんぱじ

海賊とよばれた男のけんぱじのレビュー・感想・評価

海賊とよばれた男(2016年製作の映画)
5.0
素直な気持ちで、イイ映画やと思う。
正直、観る前に数々のテレビ番組での製作過程や特殊メイクや出演者へのインタビューやダイジェスト映像… などなど、観る前にこんなに裏側を色々と見せられて作品を観た時に冷めた気持ちにならへんのやろか?
どんだけ自信があんねん?って、ある意味、偏見を持ちながら映画館に向かった。
他のを観ようかと何度迷ったことか(笑)

あぁ、また第二次大戦前から戦中、戦後の話やなぁ〜
あぁ、また思い出のように遡って描いてく形、永遠の0と一緒やなぁ〜・・・などと偏見の目を持ちながら観てたんやけど、でも進むにつれてドンドンそんな思いは消え去っていく。
岡田准一が「明日、また仕事頑張ろうと思える映画になりました」というコメントで映画紹介をしてたが、私は社員に対する愛が凄い“国岡鐵造”という男の生き様に感動させられた。
その社員愛は松下幸之助さんの「社員は会社の宝」という言葉を思い出させた。

素直に岡田准一という役者は大したもんです。
ひらパーは早くに契約しといて良かった(笑)
そして、山崎貴という監督も凄いです。
素晴らしい映像。
素晴らしい脚本。
そして、素晴らしい劇中歌(≧▽≦)
劇中、覇気を上げるところで社員たちが歌い上げる「荒波〜 越えて〜」と始まる歌♪
作詞が山崎貴監督だったなんてエンドロール見て、笑てしもた(笑)
作品に対する愛が凄すぎるやろぉー
けんぱじ

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