「パッケージは残念だけど、普通に面白い」
本当ね。中国映画ってお金もかかってるし、中国国内では収入も凄い。
日本の国内の「君の名」より上の収入が、毎年数個は出るレベル。
でも、パッケージが残念なので、C級映画に見える。
もっとパッケージにお金かけてもいいと思うんだけど。
というか、中国国内向けのパッケージはかっこいいからさ、あれ、そのまま使えばいいのに。
で、本作。
斬新な話だよね。
面白い。
天真爛漫なカンフー美少女が、かわいい系の頼りないやさ男を守って、育てる話。
ヒモ男、男が出産。
日本のアニメ・漫画的、欧米のディズニー的なかわいさではなく。
中国独特のかわいさ?がある妖怪?
「新しい挑戦」というか、中国独特の感性。
日本や欧米じゃありえない映画。
やっぱり中華映画は、中国っぽいのがいいね。ハリウッドの真似じゃない奴。
衣装や内装も、ハリウッド大作レベルじゃないけど、そこそこ。
ハリウッドB級ぐらいはある。
「人魚姫」でもそうだったけど、中国で人気の女性像は、
「貧乏だけど、男より強気で、タフで、元気で明るい少女」なのかな。
天真爛漫系で、顔はひらめ系。ヒロインが結構物理的に痛い目にあう。
お笑い芸人のイモトを、スタイルよくして、美少女にした感じ。
男に媚びない感じで、対等って感じ。
テーマも「家族」で、なかなか温かくて、ギャグもきいている。
大根みたいな妖怪は、見てるとかわいくなる。
主演女優も(バイ・バイへ)、清潔感あって、笑顔がかわしい。日本の仲間さんみたい。
主演男優(ジン・ボーラン)もね、頼りなさそうだけど、やさしそうな男性で、中々魅力がある人。
いやね。中国映画の俳優としては、結構良いですよ。
ロスト・トレジャーがひどかったからさ。
■中国映画、面白さランキング
「人魚姫」>「グレートウォール」>「本作」