レヴィット

シティ・オブ・ゴッドのレヴィットのレビュー・感想・評価

シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)
3.8
所詮この世は弱肉強食。
強ければ生き、弱ければ死ぬ。

リオオリンピックで見られた華やかさからは想像できない、暴力に支配された「神の街」と呼ばれるスラム街が舞台。
上下水の設備は無く不衛生で、街では幼い少年達が銃を片手に金と欲のために人を殺し、ヤクに溺れる日々。

この話が実話とのことで、いかに日本が恵まれた国であるか切に感じます。
ブラジルのフェヴェーラは特に犯罪率が高いことで有名ですよね。
ギャング達の抗争で死と隣り合わせなのは勿論のこと、賄賂で警察もある程度見逃す点も恐ろしいです。
それほどもう極限なのでしょう。

救いようがない世界を目の当たりにしました。
レヴィット

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