こばまさ

笛を吹く男のこばまさのレビュー・感想・評価

笛を吹く男(2015年製作の映画)
3.7
グリム童話でも有名な『ハーメルンの笛吹き男』をモチーフに製作された作品。
正直、その話をよく知らなかったので、逆に全開で楽しめた!


楽士ウリョンは、息子が肺病を患いその治療をする為ソウルに向かっていた。
山奥で地図に載っていない村を見つけ、一晩だけ泊めてもらう事に。
この村では、ネズミが大量に発生していて、村人達は頭を抱えていた。
楽士は笛を吹いてネズミを追い払う事が出来ると言い、もしそれが出来たら報酬を貰う約束するのだが…

いやー、久々に韓国らしい韓国作品だった!
ジャケとタイトルが地味で敬遠してたけど、これは面白い。

実はまだ『7番房の奇跡』を観てないので、リュ・スンリョンを見るのは『エクストリーム・ジョブ』以来。
この人は表情の演技が素晴らしい。

村の村長を演じたイ・ソンミン、ハマってたね〜。
久々に顔がうるさいイ・ソンミンを見れて大満足。

村の巫女役はチョン・ウヒ。
先日観た『スマホを〜』から一転して『哭声』寄りの雰囲気。
なんか、若い頃の榮倉奈々に見えた。


そんな村ホラーならぬ、村サスペンス。
前半はちょっとだけ眠かったけど、中盤から終盤にかけて尻上がりの地獄。

これはアタリの韓国映画でした。
ただ、巫女が村に必要な理由は最後まで全く分からない。


さ!今日はWBCイタリア戦に集中だ!
映画鑑賞はお休みします。
こばまさ

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