ダイセロス森本

ヒットマンズ・ボディガードのダイセロス森本のレビュー・感想・評価

4.8
これが劇場で公開されない…!?なぜ…!?絶対ヒットするのに…!!ヒットマンズ…!!!
最高の水と油コンビが爆誕!ライアン・レイノルズよりサミュエル・L・ジャクソンの方が楽しそうで変な人という設定がもう楽しい。レイノルズがわいわいして、ジャクソンがそれを冷静に…ではなく、完全に逆だったので予想を超えてくれた。
一度は離れたふたりが、なぜかまた縁で結ばれてしまい、すでにレイノルズは28回殺されかけているらしい。腐れ縁ってやつですね。
とにかく楽しそうで楽しかった。

前半のアクションもよいけれど、どちらかというと説明やら黒幕やらの説明が多く、大変で退屈ぎみだった。後半からどんちゃん騒ぎが始まるのだけれど、これがどこまでも壊してくれるので気持ち良い!車ぼっこぼこ、シートベルトの大切さを知る!!
感動シーン一切なし、ただひたすらに面白いことをしてくれる!勢いをつける準備ができた中盤からの加速度、半端ない!もうテレビに釘付けで、一瞬も目を離せないアクションシーン。ころころと展開が変わっていくアクションは、常に楽しく、新しく、面白い!
レイノルズをつかえばコメディは避けて通れない!とにかく笑えるシーンが満載。文句なし!

ずっとエリートでボディガードをやってきたレイノルズが、ある日、日本人の武器商人クロサワを飛行機まで案内する任務に就く。飛行機まで順調に案内できたのに、なんとその数秒後クロサワは射殺されてしまう。経歴を失ったレイノルズはみすぼらしい恰好をしながらも細々とボディガードを続けていた…。ありきたりではあるあらすじ、結末だけれど、それが安心して見られるひとつの要素であり、やっぱりこの手の映画は楽しいなあ!と思わせてくれる。

Netflix、凄すぎる!いつかDVD化してくれたらなあ…。
スクリーンで見たい一本。