本好きタマゴ

ジョン・ウィック:チャプター2の本好きタマゴのレビュー・感想・評価

4.7
最初の1から見てほしい作品


思い出と、
これからの希望が、
奪われた男の話。

彼は平凡に生きたかった。才能ゆえに生きてしまった
生きているが為に、才能、人生、愛した日々全てを狙われてしまった。
天才や生まれ持った美貌を持つ人は生きにくいというけれど、平凡な私にはそう思えなかった。しかし、この映画を見たことで少しだけ分かった気がする。
彼らは変われないのだ、周りの目が声が変わっていくから。
求められた事が出来るのは憧れでもある。しかし、結果に反したときそれはどうなるのだろうか、、。


「仕事が出来る人になる為には、良い人にならない方がいい。良い人はデメリットの方が大きい。」
と聞いたことがある。
それは、ヤンキーの更生が真面目な人よりも印象が良いという例が、分かりやすいと思う。
人から好かれ良い人で求められている人間が、達成できなかったとき落差が大きく、急に非難されたりする。だからこそ、仕事が出来る人はほどほどに自分の為に、自己中心的に仕事をする。

彼は、天才だ。
周りはそういう風に見続ける。


アクション好きにも見てほしい。本当に殺してるんだと疑えないレベルで、アクションにリアリティがある。血の飛び散りは見どころだと感じる。これほどまで、現実に近い不安を感じたことはなかった。
本当に、素晴らしい作品だと思う。



彼はどこに行き着くのだろうか





○オススメの人のタイプ
アクション好き
復讐好き
武器が好き
天才が好き
仕事が出来る人が好き
ジョン・ウィック1を見た
暗殺の仕事をしている
警察官


×オススメじゃない人
血が出るのがダメな人