何度か泣きそうになったー
平たく言うと「障害者」と「恋」の話ですね。
でもそういうテーマで括るのは不適切な感じがしてしまうぐらい良いっすね。
「どうやったら普通の人になれるの?」って泣くシーンは魂の叫びに聞こえた。
人の一生ものの恋を見せられた感じ。
真白はこの恋を一生大切に生きていくんだろうな。
障害者は恋しちゃいかんのか!って話はあるけど、そんな単純な感情論では済まない。どの人の言い分もわかる。
出口のない話を提示される。
基本的に二人のやり取りはほのぼのとした感じなんだけど、それが続く内に、親とか周りが介入してくる。
恋するのは自由だろ!って言いたいけど、今までがあるからね。そんな簡単にはいかない。
どうしようもない現実に、真白が何度か泣いてしまうけど、こっちまで泣きそうになる。
切ない恋でした。
音楽も素敵だったなあ。
邦画のオールタイムベスト10を挙げる機会があったら絶対この映画は入れたい!