タマカッパ

真白の恋のタマカッパのレビュー・感想・評価

真白の恋(2015年製作の映画)
4.2
自分の物差しに対する素朴な疑問と、恋した真白の素朴な可愛さが心に残る作品だった。

"障害者だから" "障害者だけど"
こういったワードがなければ普通の恋物語。
この"普通"っていうのはもちろん自分の尺度だ。
どうしても自分基準になってしまうことに気付く。

今の真白を応援する従姉、先の真白を心配する両親。共通してみんな真白の幸せを考えていた。
あの従姉好きだなぁ。電話押し付けたり、互いの部屋行き来したり、自然で楽しそうな関係が良い。

寒々しい雪景色だが、なんともあったかい空間が印象に残り、見終わったあとはほんわかな余韻あり。
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