Yuri

フッド:ザ・ビギニングのYuriのレビュー・感想・評価

フッド:ザ・ビギニング(2018年製作の映画)
2.2
十字軍って世界史上でもいまいちわからなくて、大義のための戦争の最終目的って?どこの国の誰がどのルートを何のために?とわからないだらけのまま終わってしまっていて、映画でも十字軍を扱っているとよくわからず入り込めないことが多いです。ロビンフッドものもあまり観たことがなかったので、義賊なのかーというところからスタート。でも、戦前のロビンが領民に慕われてたなどの描写もないので、フッドの正体がわかって「え、あんたも金持ちじゃん」って領民はガッカリしなかったのだろうか?と思いながら観ていました。ジョンの最終目的も復讐なのか革命なのか定かではなく、ゴールが見えないものは相当脚本が面白くないと入り込めないです。狭いやぐらみたいな街でのシューティングアクションは難しかっただろうなと思いましたが、暗いし入り乱れてて視界がクリアじゃない場面が多いので、見ごたえを楽しめる感じでもなかったですし・・・。すべてを奪われたロビンがお金を気前よく寄付していることに何の疑問も持たない州知事も謎。大味な脚本だなぁと。
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