しの

フッド:ザ・ビギニングのしののレビュー・感想・評価

フッド:ザ・ビギニング(2018年製作の映画)
3.0
グロシーン:ほぼなし 斬首などはあるがぼかされている 戦闘における出血はある

動物が死ぬシーン:なし


ロビンフッドは諸説あるが今回は表向きは領主、裏では盗賊という二面性を持ったロビンフッドが題材。時代は十字軍遠征の頃。
ストーリーは原作らしさも踏襲しマリアンやリトルジョン タック神父に当たるキャラクターも出てくるが、映画向けにかなり違った雰囲気になっている。内容的にはご都合主義な部分も多く、悪側に当たるキャラクターも完全な悪というよりも育った環境によってそうなってしまった感じが強かった。そのためもっとキャラの掘り下げが欲しかったと感じてしまうシーンもあった。

アクションシーンはすごく良かった。
動きが早すぎて忍者っぽかった。 馬の扱いに長けていてかっこよかったし、矢を何本も番えて打つ姿がめちゃくちゃ美しかった。ありがたい。

私はロビンフッドという概念的英雄が好きなのでこういう解釈もあるのか〜楽しいな〜と思えたけど、映画単体としてはもっと掘り下げてくれ…と思うような内容だった。少し残念。
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