えりみ

クライム・ボーダー 〜贖罪の街〜のえりみのレビュー・感想・評価

3.6
WOWOWで。
フランス映画のリメイクということも知りませんでした、キャストで何となく録画。
なかなかに救いの無い内容でした。
冒頭とラストに同じカットを持ってきたり印象的な風景のカットがあったりするゲージュツ的なにおいのする映画。各キャラの踏みこんだ説明がほとんどないのでみる人間の想像力が要求されます(--

元ネタ知らないんであれですが、舞台はメキシコ国境沿いのアメリカの街。かなり寂れてます。
アフガン戦争の帰還兵が出てきたりするので、時代は現代劇。
主役は人生の半分以上を刑務所で過ごしてきた男フォレスト・ウィテカー。いつもよりフォレスト・ウィテカーっぽくないです(ぽいって何
刑務所でイスラム教に改宗した黒人って、モハメド・アリもそうやったような?
敬虔なムスリムってことを強調したいのか礼拝の前に手(と口)をきれいにすすぐ所作を殊更に強調します、別の意図があるのか?

まっとうに生き直そうともがくフォレスト・ウィテカー(ブルーカラーの仕事に就いてもスーツ着ていくところは泣かせます「真面目=スーツ」か、と)に
小さい街の保安官として20年も君臨し続ける執念深いハーヴェイ・カイテルなど
他キャラも皆イメージ通りのキャスティング(メキシコの悪人にルイス・ガスマンとかw)で
飽きずに見るにはみれたのですが・・・
いや単にバイクの疾走シーンが多かったから見てられただけなのかも(^^;


見る人の思想や経験によってテーマの受け取り方が大きく変わってきそう(わざとそう作った?)。
「人を色眼鏡で見ない」って、言うは易し行うは難し。
これが私の受け取り方です(* ̄- ̄)