突然のアクシデントで
両方のエンジンがダメになった
空の上で、沢山の命を預かっている身で
なんなら自分の命すら危険にさらされた状態で
一体どのくらいの人が冷静で的確な判断ができただろうか
エンジンが逝った
他計器を確認
近辺のどこに不時着できる滑走路があるのか
そこまで行けるのか
いけても安全に着陸できるだけの力があるのか
これだけのことを
なるべく早く計算してシュミレーションもして決断する
大多数の、そして自分の命も懸かってるプレッシャーの中で1分とかからず状況判断と決断をするってことがどれだけすごいことか
この偉業を成し遂げたあとに待っているのが
左のエンジンは生きてたから近くの空港に行けたはずだ、判断ミスだという指摘。さらには乗客の命を危険にさらしたとまで言われてしまう。
自分の知識とこれまでの経験で取った
とっさの難しい状況判断をあとから否定され、非難されるのは、想像を絶する辛さだったと思う
ここまで感情移入してからのラストシーン。
自分の信念を貫き、正しかったことを証明できたときの気持ちの晴れやかさったらないわ
まさに感無量