ーどうか人らしい判断をー
実際の航空事故を元に作られた映画。
主人公の機長は感情の起伏が少なく、代わりに副操縦士が感情を爆発させる。
トムハンクスの珍しい口髭が見れます。
バードストライクによる航空事故で仕方なくハドソン川への着水を試みる機長。結果、乗客全員を救う事になるのだが、委員会、保険会社の調査、シュミレーションにより、別の滑走路に降りる事が可能だったのではないかと、機長は責められてしまう。
これが社会と言わんばかりの作品。
機体の損傷、ハドソン川への着水による被害。誰かに責任をなすりつけたい。貴重は突然のアクシデントでも冷静かつ、確実に被害を最小限に抑え込んだのに、何故罪を問われなければならないのか?それは航空会社と言う一つの企業だから。
会社として一個人を責めるのは本当に良くない。今の日本の企業に見てもらいたい。
世の中って理不尽な事だらけだよねって思う作品。