michi

ハドソン川の奇跡のmichiのネタバレレビュー・内容・結末

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます


原題:Sully

事故発生から不時着までわずか208秒
乗員乗客155名全員助かったことから
「ハドソン川の奇跡」と呼ばれた
冷静かつ的確な判断を下した機長は
国民的英雄と賞賛される
………はずだった
オフィシャルサイトさんより

観終わったあとにじわじわくる作品!
トム・ハンクスの演技はもちろん、
アーロン・エッカートも名演!!
個人的にはラリー役のクリス・バウアーさん
良かったです!
ラリーの機長を見る目は
心から信頼している視線だった!!

どんな状況においても冷静に
確固たる信念をもつこと
30秒でとった機長の判断
155人の命を背負うプレッシャー
「やるべき事をやっただけ」

機長や副操縦士、クルーの行動を
机上の空論で調査する調査委員会の人々
事故の犠牲者がいないと分かっていても
機長が責められた事実は実際にあったんだろうなぁ
公聴会での機長の冷静な対応が頼もしく
調査委員会の人々が自分たちの考えが間違っていたことを認めざるを得なくなったときには「よっしゃ~」って叫びそうになったwww

エンドロールで本人と奥様が当時の乗客に囲まれて微笑んでいたことが全てを物語っていると思います
この機長さんすごい人なんだろうなぁ~

事故そのものよりも
『機長の心情』
に焦点を合わせた作品だと思うので、
邦題(←ダメではないけど)ではなく
原題のままいってほしかったな…
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