あべち

ハドソン川の奇跡のあべちのネタバレレビュー・内容・結末

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

フォレスト・ガンプからのハドソン川
トムハンクス三昧


自分が下した判断が、そのときは絶対の絶対に正しいと思っていて

その直後も「正しかった」て思えていて

人にも自分自身にも、ドヤ顔

でも時間がすこし経って
記憶もすこーしずつ薄れてきて
冷静さもゆーくり戻ってきて

いろんな人と話して、その場にいなかった人にいろいろと詳しく状況説明して

でも大変だったのを30%も伝えられなくて

そしたら、「え〜ほんとに〜?」て言われたり

逆に「いい判断でしたね!」なんて仰々しく褒められたりすると

「あれ?ほんとにあれでよかったのかな?」「え?もしかして、やりすぎちゃった?」って不安になって、

「別パターンだったらどうなっていただろう」とか、過去は戻せないのに、頭の中の巻き戻しボタン押しまくり

そうやって自分自身に苦しめられるときってありますよね

苦しかったのは国家なんちゃら委員会のせいじゃない、自分自身のせい

その絶妙な心の動きを、余計なセリフなしに、表情だけで伝えていたトムハンクス

最後は自分を信じれてよかったね
あべち

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