このレビューはネタバレを含みます
犯人探しではなく、最初に事件の全貌がわかっており、その後の展開を見守る物語。
早い段階で事件は起きるが、そのあたりは平凡だし、また、サム少年のやっていること自体が犯罪行為なのに、脅されるがままなのがいらついてしまった。
でも、あの国ではサムのしていることを摘発するほうが難しいのだろう。それまでの描写に、警察官の市民への酷い態度が描かれていた。(韓国映画もまっつぁおだよ)サムを告発しようとしてももみ消され正当化され、被害者側が貶められるのは間違いなかったと思う。
その後の父親の行動は、警察官の前と知りながら、サムのクルマに乗るところをみすみす見られたり、日にちも違うのに説法会に行ってみたりと、まぬけに見えてしまってこれまたイライラ。
けれどもそれらがどんどん犯行を隠蔽していくから驚くしかなかった。
最後にサムの両親に、ある意味認めた告白をしたのは、お国柄なのだろうか。
喋ってしまったらおしまいやん！と、ハラハラした。
インド映画ってまたに見るけどどれも面白い！
