映画の良し悪し以前に、この設定が受け付けなかった。自分が癌になって、余命わずかになれば、やっぱり最初に家族のことを心配するだろう。でも、本人の意向も確認せずに再婚相手を見つける。再婚相手には騙して見合い話を持ち掛ける。フィクションとは言え、ちょっと無茶苦茶すぎかな。吉田羊は可愛らしい奥さん役を好演してたが。
〈あらすじ〉
バラエティー番組の放送作家・三村修治（織田裕二）は多忙な日々を送っていたある日、末期のすい臓がんで余命6か月と宣告されてしまう。ショックを受けながらも残された時間を家族と静かに暮らすなんて面白くないと思った修治は、家族のため何ができるのか考え、自分の代わりに家族を支えてくれる妻の結婚相手を探そうと奮闘する。そこで、以前一緒に仕事をしたことがあり、今は結婚相談所の社長である知多かおり（高島礼子）に、自分がこの世を去った後の妻の結婚相手を探してほしいと頼み…。
