2022年12月鑑賞記録。
放送作家の職業病とはいえ、いきなりそこに思考が向いちゃうの倫理観が崩壊してねーか?
とトンデモストーリーと思ったけど…
たぶん作中の夫婦と同じような年齢の私(と家族)。
10歳の子供いるし、働き盛りの年代だし。
ひたすらめちゃくちゃに感情移入してしまった。
織田裕二を起用したのが天才。
(東京ラブストーリー世代だからね)
私には堪らない最適解なキャストだった。
織田裕二が発する言葉の1つ1つが感情を揺さぶってくる。後半のセリフ全部私に言われたような気分なるの心底ずるい。
うちの夫ならどうするかな、そればっかり考えてしまった。
つまり涙で前が見えなくなるほど泣いた。
エンドロール最後の最後まで1秒も無駄のない映像に信じられないぐらい泣いた。
こんなの初めてかもしれない。
手書きのノートや手紙、いいね。
ものすごくその人の温かみを感じられるアイテム。
きっと世代的にもドンピシャだったから、驚異的なハマり方をしてしまったんだろうけど、素晴らしい映画だった。