Wednesday

フィルムのWednesdayのレビュー・感想・評価

フィルム(1966年製作の映画)
3.8
人生のシュールさにヤられたベケットの、例に漏れず分かりやすい単純構造ゆえの膨大な妄想作品。
演劇人は必ず通るベケット、映画脚本書いてたなんて知りませんでしたよ。(居留守さんありがとうございます)
不条理劇の代名詞ベケット。映画で見るとずいぶん分かりやすいし赤子みたい。笑

後ろ姿のキートンを追うのだけど、あのポーカーフェイスが売りだったキートンの顔をほぼ映さないっていうジョークがいい。
キートンはキートンでベケットのぼんやりした哀愁ぴったりで嬉しい。

犬と猫のシーンがすき。
帰ってくる時のお前らの足早さどうなってるの!って思う。ハニーファニー!
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