確か1984年か85年頃に京都大学の西部講堂でアバンギャルド映画特集のオールナイト上映で鑑賞。当時、大阪在住で中学生だった私は、雑誌「ぴあ」でその情報を知り、電車に乗ってひとり観に行った思い出がある…
>>続きを読む冒頭でしわくちゃなバスター・キートンの顔の一片をドアップで撮影することで映画で活躍したスターにも老いが訪れる現実を観客に提示し、そんなキートンが老いを人に見せないがため顔を『エレファントマン』のよう…
>>続きを読む目、視線、カメラというモチーフだけで一本作ったら、モチーフがモチーフを超える瞬間がいくつも現れてるのが面白い。
冒頭の瞳のクロースアップは瞳よりも皺だらけの皮膚が強く印象づけられるし、インコも犬も椅…
フランスを代表する作家サミュエル・ベケットが生涯で唯一脚本を手がけた22分のサイレント映画。意味わからんけど面白かった。
主演はしわくちゃに年老いてしまった晩年のバスター・キートン。カメラは常にキ…
カメラの存在を強く意識させる映像。
観るもの(目)を観る、というカットから始まるのがかなり象徴的。
主人公は観られるものとして映画内で常に存在しているが、最後自らを観る主体として発見する。この時、そ…
見る、見られるの非対称性。
見られることで複製される恐怖?
相互にしか存在し得ない恐怖、自分とは輪郭なのか。
外景→の流れで実に自然に視点だと理解できることを改めて不思議に思う。
共感の仕組みみたい…