フィルムの作品情報・感想・評価

フィルム1966年製作の映画)

Film

製作国:

上映時間:20分

3.8

『フィルム』に投稿された感想・評価

4.0

冒頭でしわくちゃなバスター・キートンの顔の一片をドアップで撮影することで映画で活躍したスターにも老いが訪れる現実を観客に提示し、そんなキートンが老いを人に見せないがため顔を『エレファントマン』のよう…

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muscle
5.0
ありえんぐらい面白いのだが。
横に『裏窓』、『とんぼの眼』、『見える子ちゃん』を置いて三題噺したくなる。批評オタクの悪い妄想みたいな座組に信じられないような内容。
tntn
-

目、視線、カメラというモチーフだけで一本作ったら、モチーフがモチーフを超える瞬間がいくつも現れてるのが面白い。
冒頭の瞳のクロースアップは瞳よりも皺だらけの皮膚が強く印象づけられるし、インコも犬も椅…

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フランスを代表する作家サミュエル・ベケットが生涯で唯一脚本を手がけた22分のサイレント映画。意味わからんけど面白かった。

主演はしわくちゃに年老いてしまった晩年のバスター・キートン。カメラは常にキ…

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観られることの恐ろしさ、その具現化。サミュエル・ベケット作品。どこか安部公房のよう。

カメラの存在を強く意識させる映像。
観るもの(目)を観る、というカットから始まるのがかなり象徴的。
主人公は観られるものとして映画内で常に存在しているが、最後自らを観る主体として発見する。この時、そ…

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PP
-

見る、見られるの非対称性。
見られることで複製される恐怖?
相互にしか存在し得ない恐怖、自分とは輪郭なのか。
外景→の流れで実に自然に視点だと理解できることを改めて不思議に思う。
共感の仕組みみたい…

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7分くらいのところで聞こえたあの音なに?めっちゃこわかった。
Eight
3.5

I watched this video for the lecture's material of the university. So I try to write the review in …

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agni
4.6

「Esse est percipi. -存在することは知覚されることである-」ノーベル賞作家であるサミュエル・ベケットが唯一製作した映画作品の脚本は、哲学者バークリーによる言明の引用から始まります…

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