sasa

リップヴァンウィンクルの花嫁のsasaのレビュー・感想・評価

4.6
言語化が難しい作品……岩井俊二作品のもつ、無意識な死へのあこがれや幻想に等しい愛情といった、心の中の灰色の感情に共鳴できる人とそうでない人がいるんだろうなと思う。
嘘が嘘を媒介して行きついた関係の中にあっても、本質の部分で繋がっている。

黒木華の儚げな姿は勿論のこと、綾野剛の死神然としたシルエットの軽さ、そして最後のりりィの圧巻の演技。圧倒されるほかない。
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