えりこ

リップヴァンウィンクルの花嫁のえりこのレビュー・感想・評価

4.1
とにかく美しい作品でした。
音楽やキャスト、映像など全てにおいてとても素晴らしかったです。

前半は、主人公の性格やその境遇に観ているこちらが辛くなり時間がとても長く感じられました。しかし徐々に主人公も成長してゆき、中盤からラストまでのストーリーには時間が経つのを忘れてしまうほどに一気に引き込まれ、視聴後にはとても清々しい気持ちを味わうことが出来ました。

「私にはね、幸せの限界があるの」
真白と主人公がウエディングドレスを着てベッドに横になっている時に語ったこの言葉。
このシーンは全て見終わった後にも頭から離れず、何度も繰り返し観てしまいました。


やはり岩井監督作品は素晴らしい!
えりこ

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