レイチェル

リップヴァンウィンクルの花嫁のレイチェルのレビュー・感想・評価

3.9
現代の女性の生き辛さがとても表れている。
リップヴァンウィンクル、とは、アメリカ版浦島太郎みたいなお話で、ずっと眠っているとか、時代遅れの慣用句的に使われているらしいけど
花嫁、と続く辺りの視覚的意味、言語としての意味もあり、とても情感的。

昔の「花嫁」の言葉の意味というか、イメージと、今の「花嫁」は全く別だと思う。

言葉は時代を反映する

しかし、正直その「変化」に当事者の女性自身が対応しきれていない

その戸惑いもこの映画には表れていて
よく見てるなぁ、という感想(笑)

いい意味で
邦画で映画っぽい作品を久々に見た。