あめのおと

リップヴァンウィンクルの花嫁のあめのおとのレビュー・感想・評価

4.3
こんなに着地点のわからない映画は初めて。どこに行くんだろうと不思議な気持ちの3時間。でも着いたとこはあれ?よく知ってる隣町じゃんみたいな。でもどこか違う隣町。
七海は七海を貫き、真白は真白を貫き、安室は安室を貫き、行って帰ってくるお話。
それにしても森田童子と洋次郎とCocco、あれはなんということでしょう。個人的に心臓にずきゅんときました。あのシーンだけでも1つの作品でした。
幸せは幸せで返すこともできるよ。幸せは循環する。「私なんか」は悲しい言葉。
幸せだらけっていうより、奇跡の方が私にはしっくりきます。
コンビニの店員、宅急便、何でも屋。この世は奇跡と優しさだらけの世界です。
あめのおと

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