このレビューはネタバレを含みます
結末を知った上でもう一度観たくなる映画。
ウェディングドレスを着て、豪邸に戻って、「一緒に死んでくれる?」「はい」。ロマンチックなのに、結末を観て、このシーンを思い出すだけ泣きたくなる。
彼氏が出来たとか、その彼との結婚式とか、幸せいっぱいなシーンのはずなのに、七海の寂しさが浮き彫りなっていて、辛い。
七海と真白が出会ったシーンから、ずっと夢の中にいるみたいだった。
現実から遠ざかっていく時間が美しかった。
やっぱり、現実は幸せなんか一瞬で残酷で儚い。
どこか胡散臭さが漂ってて、あやしい感じ。
綾野剛が上手すぎる。