｢コンフェッション｣に似たタイトルと、ウィル・スミス主演であることに惹かれて劇場へ。
内容をあまり知らないまま見てしまったのだが、これは実在の医師をモデルにした医療ドラマとしてかなりの秀作である。そしてウィル・スミスも、彼のベストアクトと思わせる名演を見せる。
アメリカンフットボール選手たちに訪れる死の真相に迫るミステリー要素と、主人公と妻の物語がバランス良く配分され、娯楽作品としても楽しめる。
アメフトのかつての名選手マイク・ウェブスターを演じたデヴィッド・モースは役作りのためであろうが、体型がアレック・ボールドウィン並みに太っていて、最初誰か分からなかった。
タイトルの｢コンカッション｣は脳しんとうという意味で、映画を見た後に調べて納得。
上映館がとてつもなく少なかったのが惜しまれる。
