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凱里ブルースのsilviawongのレビュー・感想・評価

凱里ブルース(2015年製作の映画)
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刑務所から出て最愛が亡くされた後に、社会と一線を画す孤独な生存状態を続く男が、唯一親しかった甥を連れ戻すために旅を出る話。

映画はほどんと全編を通じて、主人公の詩のようなモノローグを詠みなから、記憶と夢を象徴する映像と重ねるように現実を記述する。
この独特な記述方法で、主人公の視点から生と死、個人の世界観や人間社会に対する観察を表現した。文芸気質が実に濃厚な実験映画と感じた。

独自のロマンスを抱えなから、ほどんと絶望に近い、重い生き方をしている人間が突然やってきた旅の中、予想せぬ出来事で社会の人々と遭遇した。
この映画は、41分間の超ロングテイクが話題を呼んだ。リアルで「旅」を取り組んむことに拘った。

社会に追放された絶望な人生の回想と、訪ねてきた人生の転機、この2つのことを融合して構成されて、辺縁社会の人間の生存状態を考察した社会派映画。
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