Haruki

戦国自衛隊のHarukiのレビュー・感想・評価

戦国自衛隊(1979年製作の映画)
1.8
戦国時代にタイムスリップした自衛隊の男たちを描いたSF時代劇スペクタクル。

戦のシーンは迫力満点だし、ヒューマンドラマもある。
矢野の裏切りや三村の恋などなど。

戦いに取り憑かれた男たちの数奇な運命を描いている、ほんのちょっとした深みもある。

ただ、けっこう残念。

ストーリーは薄っぺらいし、大胆な設定もただアクションをやりたいだけに浪費されている。

辻褄が合わず適当に済ましている、やりたいという感覚だけで動いている、そんな感じ。

一部の隊員たちが村を襲い、略奪や暴力をおこなう展開も意味があんまりない。

当時の曲を使うのも効果的じゃない。

脚本家はドラマ『男女7人〜』シリーズの人なんだ。
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