-夢想家こそが真のリアリストである-
色々考えさせられる、夢想家の自分には勇気を貰える言葉だ。
母親の教育により、外の世界よりも映画ばかり観て夢想家チックに育ってしまったルーシー。
フェデリコ・フェリーニの映画と出会った事で、アメリカからイタリアへ旅する事を決意しその中で少女から大人の女性へと成長していく1人の人間のドラマ。
イタリアの景観とフェリーニの映画との交錯した映像は美しくも酷くリアリティがあって夢と現実を行き来しているような感覚にもなった。
十代、二十代の女性に特にオススメしたい。そこに属さない自分にとってもまたひとつお気に入りの映画が増えた。