フェリーニに恋しての作品情報・感想・評価

フェリーニに恋して2016年製作の映画)

In Search of Fellini

上映日:2018年03月17日

製作国:

上映時間:103分

3.6

あらすじ

20歳のルーシーは、男の子とキスしたことも、働いたことも、本当の友人を持ったこともなかった。彼女の唯一の理解者は母親のクレアだけ。クレアはルーシーを外の悪い世界からずっと大切に守ってきた。自分の末期の病さえも隠しながら…。何かが母に起きていることに気づいたルーシーは自立することを決心するが、うまくいかずに途方に暮れる。するとそんな時、目に飛び込んできたのは「フェリーニ映画祭」と題されたきらびやか…

20歳のルーシーは、男の子とキスしたことも、働いたことも、本当の友人を持ったこともなかった。彼女の唯一の理解者は母親のクレアだけ。クレアはルーシーを外の悪い世界からずっと大切に守ってきた。自分の末期の病さえも隠しながら…。何かが母に起きていることに気づいたルーシーは自立することを決心するが、うまくいかずに途方に暮れる。するとそんな時、目に飛び込んできたのは「フェリーニ映画祭」と題されたきらびやかで怪しい劇場だった。吸い込まれるように入っていったその場所でフェリーニの魅惑の世界にまたたく間に心を奪われる。ルーシーはいてもたってもいられず、フェリーニを探すためイタリア各地を巡る旅へ出る。そこで待ち受けるのは、フェリーニ作品の世界に迷い込んだようなファンタジーや悪夢、胸高鳴るラブストーリー。真実と虚構が幻想的に絡み合いながら、ルーシーの「フェリーニを探す旅」は最終地点へと向かっていく。

「フェリーニに恋して」に投稿された感想・評価

documents

documentsの感想・評価

4.7

このレビューはネタバレを含みます

キャラは、親に大切に育てられた無知無経験の少女の成長物語。
ストーリーは、恋を探すロードムービー。障害は、①大人の世界?②初恋との決別。③色男の祭り。それらの末に見つけたものは、なにか恋による心の高揚―フェリーニの映画を通して得られたもの。だからフェリーニ=恋人?
kohei

koheiの感想・評価

3.9
フェリーニは誰もが一度度出会うべき!
厨二病みたいなもので。久々に道を見直した後だったので、グッときました。
蛇らい

蛇らいの感想・評価

3.5
近年でいうと、『マイ ビューティフル ガーデン』に通づる系譜の作品。そんな中でもこの作品は、異質な雰囲気を醸し出していた。

「夢想家だけが唯一のリアリスト」この言葉をなぞるように物語が進んでいく。
フェリーニの映画に出会い、唐突にイタリアへ旅立ち、恋人と運命的な出逢いを果たして、たくさんの人々とふれあい、一歩、大人に成長する。
そんな、彼女の頭の中でしか存在しないような世界が現実に広がっていて、現実と空想の世界を行ったり来たりしているような感覚になった。

正直、少し物足りなさを感じてしまった部分もある。ひとつ、フェリーニがどんな人間なのか掴みづらかった。その要因として、二十歳になるまでの成長過程が省略されていたことにあると思う。母ちゃんが観せてくれる映画の世界に幽閉されて育ったことによって、どんな影響があったのか、具体的な例を細かく見せてほしかった。そのせいで、あれ?行動力めっちゃあるじゃんとか、コミュ力も人並みにあるじゃん、社会にでてもうまくやっていけるんじゃ?みたいに感じてしまった。この映画を観に来た人の大半は、不器用で自分の世界観を持っていて、社会に馴染めない、少し浮いた存在だけど成長していく物語を期待していたと思う。結局、元々そっち側で悠々と生きていけるタイプの人間だったのね..と置いていかれてしまったのが残念だった。

それでも主人公がイタリアの観光地でキュートに奮闘していくのを見れただけでもだいぶ満足。
記録
おとぎ話でした。
母と子の現実 想像 夢想 が矢継早に描かれ、時間軸も曖昧でした。
主人公のあやうさは絶妙で、あ〜昨日の娼年とは違うなぁと思ってました。
子供から大人への成長の1歩のいいおとぎ話でした。
右脳で細かいストーリーを理解するより感性を解放して左脳で楽しむ映画かもしれないです。
この映画の中ではどこかトリンドルちゃん似のクセニアソロ演ずるルーシーがキュートで危うくて守ってあげたくなっちゃうキャラでした。凄く魅力的で他の作品も観てみたくなりました。
てぃだ

てぃだの感想・評価

2.9

このレビューはネタバレを含みます

 あたしあんまり見てないけどフェリーニの映画あんまり好きじゃないんだよね笑。面白いと思ったのは『青春群像』と『ボッカチオ』の中の短編と『サテリコン』ぐらいで『道』も『8 1/2』も『甘い生活』も全然はまれなかったのよ。ってことで、20歳の女の子がフェリーニのどこに魅了されたんだろうと思って興味持ったんだけど、たまたま人生に絶望してた時にたたまたま見たのがフェリーニの映画でたまたまフェリーニにはまったぐらいのレベルで(いや、別に何かを好きになるきっかけなんて普通そんなものだとも思うけど)、結局フェリーニ作品の何が魅力なのかますます謎が深まった笑。「フェリーニの映画には全てがあるの!」って言われても・・ねぇ。フェリーニ映画のオマージュは別にいいけど、わざわざ映画のシーンとオマージュを交互に写すのはうまくないなぁと思う。イタリアの街並みはそれだけで絵になるほど素敵なのと、製作総指揮まで勤めてる気合いの入りぶりのマリア・ベロ母とその姉妹のコンビはとっても楽しかった。
ゲル

ゲルの感想・評価

3.3
すごーく雑に説明すると、世間知らずの若者が海外でハメを外しちゃったよ~という内容。
日本の女子高生向けの「胸キュンラブストーリー」とさほど変わらない浅さ。
邦題が好きじゃない人は観る必要ないと思う。
そういった意味では内容をよく表した邦題なのかもしれない。

夢なのか現実なのか、境目が曖昧でふわふわした空気感。
ラストは一見良さげな感じだけれど、ルーシーにはもう一歩大人になってほしかった。
結局母親と同じ運命を辿りそう。
おそらくこの作品を観る人はフェリーニをある程度は観ているだろうけれど、『道』のネタバレがあるのでそれだけはご注意を。

女体盛りといえば刺身のイメージだったけれど、洋風だとあんな感じなんだなぁ……。
本日、十三(大阪)の映画館で鑑賞です。
母親から溺愛され自立できないアメリカ在住の20才の女の子。フェリーニ映画祭でたまたま観た『道』に感動し、ビデオを次々とチェックして自分を変えるためにフェリーニに会うためにローマ行きを実行に移す。

『道』のザンパノ、ジェルソミーナの映像はじめ甘い生活の有名なトレビの泉のシーンなどフェリーニ好きにはたまらないシーン、セリフなどが続出。娘の自立をテーマとしながらも、フェリーニへのオマージュ愛に溢れる作品でした。
第七藝術劇場にて鑑賞
頭のイカれた母親に育てられてしまったが故に、頭が不自由な主人公が、母親やその周り(世界)から旅立つ理由として、フェリーニを引っ張り出しましたっていう映画。つか、フェリーニっていうよりも、ホドロフスキー寄りっぽいような印象。で、全くお話や場面が面白くない。そこが一番重要。所詮、フェリーニという巨匠といえども、それは他人の作った映画であり、幾ら影響を受けようとも、自分という存在が根底にないと、真似にすらならないっていう証明をしたかったっていうことでしょう。
でも、ラストだけはよかった。うん。
ゆき

ゆきの感想・評価

2.7
ルーシーが偶然観た映画に心奪われて、監督フェリーニに会いたい為だけに旅に出ることに。
今まで世間知らずだったルーシーが、さまざまな人との出会いで成長していくんだけど、ちょっと危ない場面もあったよね。
一歩間違ったら取り返しがつかない状況でもあったよー。
ルーシーの純真無垢な感じが知らない土地の情景と相まって、なかなか良かった。
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