2003年イラク戦争の初め。マットは大学の学費のために入隊。早くも後悔し始めている。愛国心も義務感も薄い彼は明らかに浮いているように見える。
軍のヘリでポンプ設備を破壊してしまったことから、設備の修復と村人への水の支給を命ぜられる。
そこで少しづつマットに変化が現れる。
最後には顔つきも変わったように感じる。
チームリーダーのハーパー軍曹の
感情を抑えた演技が素晴らしかった。
信頼出来る上司。
退役軍人の経験を基に書かれている作品。
大学の費用を稼ぐため、といっても本当に命懸け。軍で数年働いたら得られる奨学金のことなのかな。帰国した後も非軍人の生活にすんなり戻れる補償もない訳で。PTSDに苦しむ人もたくさんいるし。彼はこの経験から一回りも二回りも成長したと思う。