うひひひ

ジュラシック・ワールド 炎の王国のうひひひのレビュー・感想・評価

4.0

ジュラシック・ワールド、シリーズ3部作の2作目。ナンバー的に当然だが、大きな転換点となる2作目だった。
具体的な言及は避けるが、いよいよ本作をもって、「ジュラシック・ワールド」が始動したと言っても良いであろう。
あまり考えていない方向に持っていかれたので、少し衝撃的でもあった。

恐竜達のビジュアル、演出や見せ方に関しては変わらずピカイチ。今回も出ちゃう!ハイブリッドの新種!は、さもすれば一見同じに見えてしまいそうな肉食恐竜のその姿を、カラーリングや微妙なアクセント、キャラクター性を付与した演技を与えたことで、象徴的な"クリーチャー"として仕上がっていた。最高。

映画そのものとして、次回作まで続くであろう大きなテーマを投げかけ、シリーズ各々がやや独立した文脈で描かれていたジュラシック・パークと差別化したのは好印象。
逆にそのような形であるがために、3作目は期待もありつつ不安も半分。恐らく3作目の着地点や作品評価自体で、炎の王国の映画としての価値が問われることになるのではないか。

しかし、上手くいけば3作目はお祭り騒ぎになること間違いない。
2021年の3作目を見届けるためにも、もう一度パークに行くことをオススメします。
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