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ジュラシック・ワールド 炎の王国のabdmのレビュー・感想・評価

3.5
一つ一つのシチュエーションこそ既視感あるものばかりで、最早恐竜を使ったサスペンスはスピルバーグのオリジナルで出し尽くしたのか??と疑問に思うものだったが、部分部分のキーワードや全体的なテーマは割と考えさせるようなモノで恐れ多い。

「炎の王国」は今作と正直関係ない。
もうそろ死ぬ島から恐竜たちを脱出させる部分はいるっちゃいるが、実際なくてもいい部分。
本筋はその後半にあった。

スピルバーグ印のテーマを根幹に置いて十分過ぎるぐらいのエンタメしたオリジナル『ジュラシック・パーク』とその続編、スッカスカだった『ジュラシック・ワールド』とはまた違う、今時の問題が盛り込まれてた。


予告見た時はてっきり『ロストワールド』のリメイクでキングコングよろしく街中を徘徊し、脅し、殺し回って最終的に殺されるんだろうなぁ思ってたが、そこは嬉しい誤算。
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