このレビューはネタバレを含みます
ジュラパ1作目では「恐竜はDNA操作でつくられた怪物づくり、それがそもそも間違っている」という視点から、「その恐竜たちを保護したい!」という話までいっており、5作目まで来て人間の倫理観についてのメッセージ性が強いなという印象。
最後のクローン人間であるメイジーが「クローンにも命はある」とボタンを押して、本当のジュラシックワールドになっていくことでもう島を悠々と歩くブラキオサウルスを観るより、人間のパニック映画へとなっていったのか…と少し寂しい気持ち。
所々でパニック映画的なドキドキはあっても、一作目のようにゼリーが揺れたり、キッチンで隠れたりするような演出よりはより直接的なものが多く、ストーリー性に厚みがないなと。
現代のCG技術を駆使してあるので映像がリアルなところはよい!
深く考えずにエンターテイメントとしては一緒に行く人と楽しめるし、迫力のある映像はまさに映画館向きなので2Dで観たけど、遊園地のアトラクションのような映画なので4Dの方が楽しめるような気もするのでもう一度行ってみたい!