このレビューはネタバレを含みます
一年振りに鑑賞。前作と続けて見直したのでより楽しめた。
過ちを犯す人間と、それを阻止する人間の筋書きはパークの頃から変わらない、というか益々酷くなってる。
オーウェンたちの恐竜への向き合い方は変わらず、生き物としての彼らを尊重しながら、この世界でどうする事が彼らにとって最善なのかを常に考えてる。
それでもブルーに対してだけは特別な気持ちを持っているのも良い。最後のあの選択を彼女に託したのも、同じクローンである彼女だから許された事だろうから、色々巧いなと唸ってしまった。
これまでは恐竜を「生かす=このまま見世物にする」か「可哀想だから殺してしまう」かの2択だったけれど、今作のラストでようやく「共存」という言葉が出てきて、感慨深かった。