えりみ

ミュージアムのえりみのレビュー・感想・評価

ミュージアム(2016年製作の映画)
3.9
試写会で。
原作はヤンマガ連載時に読んでました。実写化にあたって誰でも観られるG指定&試写会当日にみたTVCMでカエル男を演じる役者を暴露されたので実はかなり興醒めしておりました・・・が、逆にPG12にならなかったのが不思議なくらいの再現度(@@)
漫画ではボヤかされたエンディングも映画版ではきっちり見せてくれます(原作と違います)。
「あなたは、最悪のラストを期待する」
このコピー考えた人、ヤルな( ̄ー ̄)

原作を知らなくても十分楽しめます、単行本3巻で完結?する内容を2時間15分中弛みせずみせてくれました。ONE OK ROCKのエンディング曲もうまくハマってたと思います。
原作を知らない方にどんな映画か説明するのはけっこう簡単です、「セブンとソウが合体した邦画」
なのでグロ耐性が低い方にはオススメ出来ません。サスペンスなので先に漫画読んでしまっているととドキドキ感が薄らぎます。

原作ファンからすると霧島邸の外観を含めた雰囲気、そしてカエル男の(カエルマスクも含め、顔面の特殊メイク)の再現度が凄いです。あんなにマッチョだったっけ?とは思いましたが(^^;)
個人的にはカエル男には水澤紳吾を期待していたんですが実際に観るとあの彼で納得。
あ、水澤紳吾も出演されてました、別の役で(= ̄▽ ̄=)V
尾野真千子の沢村遙役も???でしたがこちらも実際に観ると他にやれる人が思い浮かばない。
終始厳しい顔を崩さない松重豊、けっこう見どころありますのでファンにはオススメ。

白石晃士監督お得意のPOVで描く前日譚にあたるドラマ
「ミュージアム ‐序章‐」もよろしければ是非!WOWOWかGYAOでみられます。
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