2016.11.19鑑賞。プロダクションデザインはいい感じ。Ｒ指定がつかないのが不思議なくらい攻めているし。
カエル男の登場演出が、全くビックリしなくて、勿体ない。ニートの家と、ファミレスのシーン。
尾野真千子の子供の流産するくだりの回想の時制が変。3年前の産婦人科のシーンの直後につなげたリビングにいる子どもは明らかに現在時制じゃないの？
カエル男のラストの目的がイマイチよくわからない。これまでこだわった殺人方法を貫いてきたのに、尾野真千子の殺し方は平凡。小栗と一緒に作品を作り上げると言ったわりには。いったい、「○○○の刑」にしようとしていたのか。
カエル男と市川の関係は完全に蛇足。松重たちの捜査の描写は作品のテンポを下げていいとこなし。
小栗の子供が日光アレルギーの疑いがあるラストもひたすらクエスチョンがうかぶ。一生、カエル男の悪夢から逃れられないと言いたいのか。うーん。。。
