リノカタ

偉大なるマルグリットのリノカタのレビュー・感想・評価

偉大なるマルグリット(2015年製作の映画)
3.0
〜あらすじ〜
男爵夫人マルグリットは慈善活動のクラブを主催する女性。邸宅で基金のための人を集めては歌手によるコンサートを催している。彼女もまた音楽を愛し、歌を歌う歌手である。しかし、彼女の歌には大きな問題があった。ーそれは耳を塞ぎたるたくなるほどの音痴である事…。そんなある日、新聞記者に彼女を絶賛する嘘の記事を書かれちょっとした有名人になる。彼女と周囲の暴走は止まらない…。

私は正直見ていて「怖い」と思う作品でした。彼女の音楽に対する接し方が狂気的だったのです。歌の上達を望むなら自らの声に耳を傾けるのも必要だと思うのですが、彼女は最後の最後まで自らの歌声を聞きはしませんでした。彼女の音楽に対する思いは一方的なものだったなどはないでしょうか?
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