にゃんにゃん

花芯の誘いのにゃんにゃんのレビュー・感想・評価

花芯の誘い(1971年製作の映画)
3.6
オープニング、あひると池、って名作の予感あふれる美しく抒情的な映像からの牧恵子の真っ赤な帽子とアホかよっていうパンチラ白マイクロミニワンピに笑う。初期ロマンポルノでたまにある、トラウマ治療と称しておなごを酷い目に合わせる系の元祖?そんなご都合主義的トラウマ治療があるかい。治療する側が至極真面目で悲壮感あふれちゃってるのがエクスキューズ。小沼勝監督のデビュー作だけど、ベルトルッチかってくらい耽美さバッチリ、のちのSM系ロマンポルノの萌芽が見え隠れ。ジャストサイズな鈴の使い方がすごいしヤクザ軍団の刺青白フンもすごい。全体として映像がキレキレで美しすぎるのに、間抜けすぎて笑いを禁じ得ないところも。ひたすら強姦され続ける牧恵子がお疲れ様すぎる。私の愛しの織田俊彦さんがチョイ役すぎて残念。
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