イップマン3作目。話としてはちょっとブレてる気がする。
香港の景気が良くなり、イップマンも余裕ある生活が出来る様になった。
しかし好景気により悪徳地上げ屋が暗躍。
息子の通う小学校が襲撃される。
イギリス人警察による買収で無法がまかり通る、とはいえ無茶苦茶だ。いくらなんでもそんな無法は通らんだろ(笑)
子供が誘拐されたりするが、同じ詠春拳の達人であるチョンと悪漢を退ける。
地上げ屋のボスが、なんとマイクタイソン!彼と話し合いに向かい、案の定バトルも引き分けに。
地上げ屋とのトラブルはここで終わり、チョンが本家詠春拳を名乗り挑発。
病気の奥さんの看病に明け暮れるが、その奥さんの意向で一騎討ちへ。
うーん。やっぱり地上げ屋のエピソードと詠春拳の元祖争いのエピソードが二重になってるのがおかしい。地上げ屋のくだりが凄い中途半端に打ち切られる。
多分タイソンが出てくれたんでバトルを加えた事が脚本の皺寄せになったんじゃなかろうか?
今作からアクションがサモハンじゃなくなる。それもあり、アクション自体は漫画的なケレン味は薄くなるな。
ただ、タイソンがピーカーブースタイルで戦うのは燃えた。
ラストバトルの決め技が、いわゆるワンインチパンチ(発勁)なのも熱い。
4作目の完結編もみにいかねば!