もうね、とことんやってましたよ。
ガンコ親父のスパルタレスリング教室。
息子にレスリングの夢を託すつもりが、産まれ来るは娘、娘、娘。
諦めかけたガンコ親父、娘が男子を喧嘩で負かしたと知り、閃く。こいつらにレスリングやらしたろ!
レスリングやらすのはいいけどさ、
厳しすぎますよ、親父さん。
娘の髪を刈り込み、毎日死ぬほどの練習メニュー。
女性は家事という文化が強かったらしい当時のインド。
周りからは虐待だと罵られ、
娘も泣きながら限界だとせがむ。
ステレオタイプを打破し、強い女性になって欲しい?
いやいや、親父さんのエゴやん!
て最初は思うけど、
展開が熱過ぎてそんなくだらない考えにはジャーマンスープレックスどーん!!
ネタバレになりそうで言えないけど、結局親父仕込みの古風なシゴキが効いてくるんですわ。やっぱ私らのコーチは親だなって。
不器用な親父の愛にあとで気づくのよ。
そんなん熱くならないわけがないでしょう。
ストーリーにのめり込むものの、それを阻害する要因が一つ。
アミールカーンの肉体いろいろと凄すぎ。